※保険外治療になります。
テレスコープとは望遠鏡、または望遠鏡の筒のようにはまり込ませるという意味なのですが、部分入ればのバネのかわりに、歯に筒状の冠を被せ、さらにその上に筒状の冠を被せることで、お茶筒のフタのようにしっかりと入ればを固定するタイプの入れ歯をテレスコープ義歯といいます。
レバーでロックをかけることで硬い食べ物もしっかり咬めます。
一般的な部分入ればは、残っている歯にバネをかけて入れ歯を固定しますが、横からつかむため、入れ歯を使用中していると、バネのかかっている歯にゆする力がかかってしまい、長期間の使用では、歯がぐらぐらになってしまいます、歯はもともと咬む方向の縦への力には強いため、テレスコープの部分入れ歯は2重冠構造になっており縦方向に力がかかります。テレスコープはドイツで生まれ、すでに120年の歴史があります。これ以上残っている歯を失いたくないという方に最適です。費用は上段の写真の場合、歯に被せる一重冠と外側の二重冠合わせて一本22万円(4本88万円)、連結維持装置22万円、床と人工歯22万円ですので合計132万円税込です。リスクとしては、神経を抜いてある歯を使用した場合に歯が割れることが挙げられますので、出来るだけ神経を抜いてない歯を使います。
入れ歯は人間が作る食べる道具です。どうしても使っていくうちに壊れたり、支えとなっている歯がダメになったり、ということがございます。しかし、この入れ歯はそういったことが想定されて作られていますので、基本的に修理をしながら長く使っていただくことができます。支えている歯がダメになった場合も同様に、基本的に修理をしてそのままお使いいただけます。
これまでの部分入れ歯ではたべられなかったものが気にせず食べられるので、外食の時に人と同じものがたべられます。バネの入れ歯と違い、しっかりと固定されるため痛くありません。
歯の外側にバネが来ないため、見えるのは白い歯だけ
残っている歯に優しく、歯がぐらぐらになりにくいので、歯が抜けるたびに作り直さなくてもよい。適合がよいので、入れ歯がゆるくなりにくい。万が一壊れても修理が容易
部分入ればをいれると歯に締め付け感があって嫌です。 |
テレスコープはバネそのものがないので締め付け感はありません。 |
好きなお肉がたべられないのが辛いです。 |
テレスコープは硬いパンやお肉も食べられると評判です! |
見た目が気になります。 |
テレスコープは見えるバネがありませんので、見た目も気になりません。 |
何度作っても合わないし、痛いです。 |
テレスコープは適合精度が高いので、ピタッとしていてずれないので痛くありません。 また、修理が容易なので一生涯にひとつの入れ歯で済みます。 |
様々な悩みがあるかと思いますが、まずはご相談ください。 |
残っている歯を守るための、最善の設計。何でも食べられるための力学的配慮をしています。人に入れ歯だと気づかれない審美的配慮。メインテナンスを考え、清掃性がよく修理がしやすいことを大切にしています。
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1.問診、現在の入れ歯の写真と模型の採得、顎関節に問題がないか |
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2.支台歯形成、スナップ印象、1次咬合採得 |
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3.最終形成、内冠精密印象、フェイスボウトランスファー |
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4.内冠とオクルーザルコアの試適、外冠と義歯フレーム精密印象、ゴシックアーチ |
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5.外冠試適とフレーム試適 |
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6.完成 いよいよ完成です。当たって痛いところがないか、咬み合わせのチェックをします。また取り外しの方法の説明もします。 |
3ヶ月に一度歯のクリーニングと、咬み合わせのチェックが必要です